善勝寺だより 第70号平成22年3月8日発行発行責任者 明見弘道 (4ページ) |
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春季彼岸会ご案内
今年のお彼岸は、18日より24日までです。仏壇に茶菓、お花をお供えし、ご家族でお参りしましょう。
お墓には、期間中ご都合の良い日にお参り下さい。
当寺では、左記の如く春季彼岸法要を行います。お時間が合えばご参列いただき、伴にご回向いただきますようご案内申し上げます。
記
3月21日(日曜日)
午後2時より、本堂に於いて。
彼岸法要・五分間坐禅・法話
彼岸法要には受付はありません。供養料、塔婆代(3千円)などは、施主名記入の上、前机の黒いお盆に各自お供え下さい。
また、塔婆をお建てになる方は、お墓参りされる時までに用意致しますので、お早めに電話やFAX・メールなどで、お申し込み下さいますようお願い致します。またその際、参拝日の予定もお書き添え下さると幸甚です。
昨年12月8日、読売新聞(埼玉版)「ひろば」に当寺の檀家の野本きくよさんが、贈り物というテーマで書かれたコラムが掲載されましたのでご紹介致します。
母からの書きつけ
主婦 野本きくよ(鴻巣市新井)
今年の1月、母は92歳で他界しました。人生の半分は「駄菓子屋のおばちゃん」として過ごし、多くの子供たちから慕われました。手先も器用で、手芸や編み物など何でもこなし、俳句や短歌も詠み、私には自慢の母でした。
その母が、心筋梗塞で倒れ、ベッドでの生活を5年過ごし、眠るように黄泉の国へ旅立ちました。
その後、私は何もする気分がなく、ただ月日が過ぎていきました。秋ごろになって、やっと母の残した品々を整理し始めました。どれも母のにおいがして、処分できませんでした。その中に、私あての書きつけがあり、ドキドキしながら読みました。生活の知恵をしたためた内容でした。この書きつけは、母からもらった「最後の贈り物」になりました。
編集後記
『善勝寺だより』春彼岸号をお届け致します。
*4年目に入りました、般若心経の解説も、あと2・3回で終わるかと思います。この次はどうしようかなと思いつつ今回の彼岸号を作成しました。
*次は禅語にしたら、と言う方と、法句経が良いのではと言う意見があります。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
*本山発行の冊子に「蒔けよまけ、仏の種も彼岸から」という句がありました。充電と称して、何もしないでただ休んでいるのというのでは、何の芽も出ません。
*2年間勤めさせていただきました、共和小学校のPTA会長も4月の総会でバトンタッチできることになりました。良い経験をさせていただいたと思うと共に、この間、事件や事故がなかったことが何よりでした。
*次回お盆号は、7月の初旬発行予定です。施餓鬼会、お盆に関することは、次号『善勝寺だより』をお読み頂いた後にお問い合わせ下さいますようお願い致します。
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