善勝寺だより 第118号令和4年3月11日発行 |
---|
お墓の引っ越しの仕方は?
檀家の奥様からの問い合わせです。
「実家のお墓の跡継ぎがいなくなり、両親・兄弟・祖父母の遺骨をこちらのお墓に移すことは可能でしょうか、また、費用はいくら掛かりますか?」
最近このような悩みを聞くことが多くなりました。
まず納骨の件ですが、善勝寺の「墓地使用規則」では、親族の方であれば、姓(名字)が異なっても納骨できることになっています。ただしこれには、名義人の方を初め、ご家族の方の同意を得ることが大切です。同意を得るのが難しいようであれば、当寺の「永代供養合同船」をご検討ください。
事務手続きとしては、改葬元(現在お墓のあるところ)の市区町村で改葬許可申請書をもらい記入します。現在の墓地管理者の印も必要です。
当寺から発行した、墓地使用許可書、または合同船納骨承諾書を持って役所に行って「改葬許可書」をもらいます。
次に費用のことですが、現在あるお墓の「閉眼(魂抜き)供養」のお布施と、これまで長年お世話になった寺へのお礼としてお気持ちで数万円。
改葬するのですから、そちらの寺での「永代供養」は不要です。
墓地は更(さら)地(ち)にして返却することになりますが、墓石の撤去費用などは、業者に見積りしてもらってください。
当寺の一般墓地に納骨する場合は遺骨1体につき1万円の「納骨事務手数料」と、本堂での追善法要と墓前での納骨諷経などで3〜5万円のお布施をお願いしております。
永代供養「合同船」に納骨される場合は、遺骨一体につき20万円となりますが、墓誌にそれぞれの戒名を刻まないで〈○○家先祖代々之霊〉とすれば、何体であっても20万円です。
それぞれご事情が異なりますので、お気軽にご相談においで下さい。
編集後記
*『善勝寺だより』春彼岸号をお届け致します。
*「まさかこんなにも長くコロナ禍が続くとは、
想像だにしていませんでした。」とは去年の春彼岸号の文章で
す。
一年後の今、「まさかこんなに続くとは」です。
今回は特に保育園・小中学校の休園休校が増え、
保護者の方々への影響が大変のこととお察し申し上げております。
*墓参用の生花のことですが、寺での販売は8月13日施餓鬼会のみです。
隣のコンビニ「ローソン」では、常時販売しています。ご利用下さい。
*次回お盆号は、6月の下旬発行予定です。
*施餓鬼会、お盆に関することは、次号『善勝寺だより』にて
ご案内致しますので、これをお読み頂いたうえ、
お問い合わせ下さいますようお願い致します。
- 【前のページへ】
- 【善勝寺だよりトップへ】