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善勝寺だより

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善勝寺だより 第73号

平成22年12月22日発行
発行責任者 明見弘道
(2ページ)
善勝寺だより第69号

東光山ミニ法話

 『般若心経』 その17

 

一般に読まれています、「般若心経」の本文は前回ですでに解説済です。

この般若心経の解説二回目(善勝寺だより58号)に書きましたが、般若心経というお経には、「如是我聞」から始まる、大本と言われるものがあります。この大本には、ギャーテーギャーテーから始まる呪の後、次のような文が加わります。

以下の文章は、玄侑宗久師が訳されたものと中村元氏の訳されたものをミックスして要約しております。

[シャーリプトラさん、善男子善女人と呼ばれる心ある人に対しては、是非このように「般若波羅蜜多」を実践するようにと、話してあげてください。

するとその時、世尊(お釈迦様)は深い禅定(瞑想)から醒めて立ち上がり、観自在菩薩(観音様)に賛意を表されました。
「善哉善哉(その通りだその通りだ) 般若波羅蜜多を実践する時には、今あなた(観音菩薩)がお話しされたように行われなければならないのだ。そうすれば多くの如来様もきっと喜んでくださるでしょう」と。

世尊は喜びに満ちた心でこのように言われましたので、そこにおられた、観音様やシャーリプトラをはじめ多くの求道者。また天の神々、阿修羅、乾闥婆など、全ての衆生も皆、世尊のお言葉に歓喜しました。

ここに、智慧の完成の心という経典を終わります。] (完)

四年間皆さんと共に勉強しました、「般若心経」を終わります。次回からは「法句経」を題材にして「東光山ミニ法話」を続ける予定です。

 

花園会のコーナー

米寿・百歳の方はお申し出下さい

花園会員(檀徒とその同居の家族の方)で米寿(数えの88才)と百歳をお迎えの方には本山の管長様からお祝いの手紙に添え記念品(輪袈裟)が頂けます。

平成23年は、大正13年生まれの方、明治45年(大正元年)生まれの方、またそれ以上でまだ受けておられないかたがその対象となります。

対象者がおられましたらご連絡下さい。当寺で手続きいたします。6月までにお申し込みいただければ施餓鬼会に皆様の前で授与できます。

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